1164年に後白河上皇により創建された、三十三間堂。
南北約120mもある本堂には、本尊の「千手観音坐像」を中心に、上皇の深い信仰心から祀られた1001体の「千手観音立像」が立ち並び、圧巻の光景を生み出しています。
また堂内の両脇には鎌倉時代につくられた「風神雷神像」が安置されており、荘厳さを一層引き立てています。

2017年12月、45年間続いた「千手観音立像」の保存修理がすべて終了し、重要文化財から国宝に格上げ指定されました。また最近では「風神雷神像」「二十八部衆像」が約80年ぶりに配置換えされ、創建当時に近づけられました。
堂内全ての仏像が国宝となった三十三間堂は、京都の数ある名所の中でも見応え十分。東山散策の折に、ぜひお訪ねください。

■蓮華王院 三十三間堂
・開門時間：午前8時～午後5時（11月16日～3月は午前9時～午後4時）
受付終了は30分前
・場所：〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻町657
※バス 「博物館三十三間堂前」下車すぐ
※ホテルより徒歩約15分
・TEL：075－561－0467（蓮華王院 三十三間堂）
・公式HP：http://www.sanjusangendo.jp